『イルカも泳ぐわい。』(筑摩書房:加納愛子 本体価格1400円)~本好きのリビドー/悦楽の1冊

話し言葉の口調そのままを垂れ流して書けば自然体だとか、等身大(全盛期の江角マキコがよくそう形容された気が)などと評価されるとでも? そんな錯覚をしているのかと覚しき一部の書き手が目立つが、バカ丸出しなだけでまったく読むに堪えない。 【関連】『承認欲求女子図鑑 SNSで出会ったヤバい女子たち』(三才ブックス/本体価格1300円)~本好きのリビドー昇天の1冊 ほか 最近、唖然としたのは「何々というか(言い換えれば)」のはずの「ていうか」が、単なる接続詞的な、英語の表現でいう「WELL」に近...