漫才を諦めさせた元弟子・松田君~島田洋七『お笑い“がばい”交遊録』

吉本にいる頃、毎月1週間、なんばグランド花月の舞台にB&Bとして立っていました。 ある日、楽屋でくつろいでいると「弟子にしてください」と松田君という子が弟子志願に来た。漫才師にしては男前だったので「俳優のほうがええんちゃうか」とアドバイスすると、「僕は洋八師匠のことが大好きなんです」。「俺は洋八ちゃうし。大好きというのに名前からして間違っているやん」とツッコむと、「すみませんでした」と土下座して謝る。 【関連】憎めない天然の友人・南里くん~島田洋七『お笑い“がばい”交遊録』 ほか ...