『昭和猟奇事件大捜査線』第13回「雪の中で息絶えた元保険外交員女性 自殺か事故死か、それとも…」~ノンフィクションライター・小野一光

昭和40年代の冬のある日のこと。 雪深い東北の某県では久しぶりの晴天となったことで、A町の柏木真一(仮名、以下同)は、樹木の枝払いのため、自宅近くの杉林へと向かった。 真一が県道から積雪を踏みしめながら、急斜面の杉林に降りたところ、視線の先に若い女が仰向けに倒れているのを発見する。驚いた彼は県道に駆け上がり、近くの駐在所に届け出た。 【関連】『昭和猟奇事件大捜査線』第12回「妻子も愛人もいるやり手の夫が、なぜ? 車とともに消えた男」~ノンフィクションライター・小野一光 ほか ...