老舗和菓子店が次々廃業!原材料価格の高騰と深刻な高齢化の背景

5月16日、東京・多摩地域を代表する老舗の和菓子店『紀の国屋』が、東京地裁に自己破産を申し立て、廃業を発表した。 同店の看板商品は、ほぼ立方体の最中に上質な大納言餡や栗餡を詰め込んだ『相国最中』や、黒糖や黒蜜を生地に練り込んだどら焼き『おこじゅ』などで、多摩地域の駅ビルや百貨店に出店して、相応の知名度を有していた。 【関連】前代未聞の事態!止まらぬ“冷凍食品”の急成長~企業経済深層レポート ほか そんな『紀の国屋』の廃業劇に、多くの地域住民は衝撃を受けているが、実は現在の和菓子...