『象印マホービン』は“中国”に取り込まれてしまうのか~ニッポンを支える「隙間ビジネス」舞台裏

中国大手家電メーカー広東格蘭仕集団(以下、ギャランツ)は、同社系のファンドが2018年に調理器具大手の『象印マホービン』(以下、象印)の株式を買い始め、21年8月には、ギャランツ側が象印に通告することなく、15.5%まで買い増していたことが判明。筆頭株主になったことでそれまでの良好な関係から一転、両社に緊張が高まっている。 【関連】“1円”で買収された遊園地の変貌~ニッポンを支える「隙間ビジネス」舞台裏 ほか 「象印は今年2月17日に定時株主総会を開き、ギャランツの創業家側が提案し...