作家・宮崎学さん追悼…最期まで権力に斬り込み続けた『突破者』の信念

「だいぶ後になって、当時の捜査員が『宮崎学は最初から論外だった』とか、マスコミに言い出してね。サツミ(殺人未遂)でパクられたらエライことだから、こっちは弁護士に相談して必死だったのに…。バカにしてるよね」 【関連】作家・宮崎学さん死去――最期まで“裏社会”を追い続け執筆に意欲的だった… ほか グリコ・森永事件に関与した「キツネ目の男」と疑われたこともあった宮崎学さんは、生前、周囲にこう本音を明かしていたという。時効成立までは、最悪の事態に備えてホテルを転々とする生活を送ったが、作家...