坂口征二「人間不信」~一度は使ってみたい“プロレスの言霊”

【関連】橋本真也「破壊なくして創造はなし」~一度は使ってみたい“プロレスの言霊” ほか 1983年6月2日、第1回IWGP決勝におけるアントニオ猪木の舌出し失神事件。今ではこれが「猪木による自作自演」とする説が一般的で、それを裏付ける当時の関係者たちの証言もいくつか見られる。 なぜ猪木が自ら失神を演じたのか、その動機については「世間に対してプロレスのすごさをアピールするため、決勝の大舞台で衝撃的な結末を演出した」「当日、会場に押しかけてきた借金取りから逃れるため」など、さまざまな説...