貴景勝の綱取りに“モンゴルの壁”…横審の最後通牒が悪影響!?

ついに堪忍袋の緒がプッツリと切れた。 大関・貴景勝の2年ぶりの優勝で幕を閉じた十一月場所の千秋楽翌日、横綱のお目付け役である「横綱審議委員会」が、3場所連続休場した白鵬と鶴竜の両横綱に「注意」を決議したのだ。 横審は、不振の横綱に対して、「激励」「注意」「引退勧告」のいずれかを決議することができる。今回の「注意」は二番目に厳しい処分で、〝次は引退を勧告するぞ〟という脅しでもある。 「当然の決議と言えますね。一昨年の九州場所後、8場所続けて休場した稀勢の里に対して『激励』を決議したこと...