自動車業界“表面だけ好調”…ゴマかしきれない深刻なクルマ離れ

国内自動車メーカーの第3四半期決算(2021年4月~12月)が出そろった。 半導体不足による生産抑制や原料価格の高騰など、自動車メーカーを取り巻く環境は厳しいとされていたが、増収増益のトヨタをはじめ各メーカーとも比較的好調な結果となった。 【関連】日本の自動車業界トップが集結! 100年に一度の大転換期に危機感あらわ… ほか 「自動車メーカーの多くは円安の恩恵を受け、近年の利益水準にプラスされた数値となっています。特に日本国内で生産し、米国に輸出する比率が大きいメーカーほど、こ...