アサリ“産地偽装”余波…熊本産の天然ハマグリにも風評被害!

2月7日、熊本県の川口漁協が出荷したハマグリに買い手がつかず、大量に返品されていたことが分かった。漁業関係者は、アサリの産地偽装疑惑を受けた風評被害とみている。 「ハマグリの貝殻は同一固体のものしか合わないため、古来より夫婦和合の象徴とされ、お祝い膳の吸い物として出されるようになった。例年、縁起物の国産ハマグリの価格は、ひな祭りが近づくにつれて高くなるが、今年はさっぱり売れません。正真正銘の熊本産なのに残念です」(東京・豊洲市場の水産仲卸業者) 【関連】熊本産アサリの97%が外国産...