日産“完全復活”までもう一息!? ゴーン時代の黒歴史を払拭して…

日産自動車の2020年4~9月期連結業績は、コロナ禍の影響でグローバル販売台数が減少し、売上高が38.2%減の3兆927億円で、営業損失、当期純損失と赤字だった。しかし、第2四半期(7~9月期)は、第1四半期(4~6月期)と比較して販売台数が回復しており、通期の業績見通しでは赤字幅を縮小基調として上方修正した。 加えて日産の内田誠社長は、21年度における黒字化の実現を掲げ、この決算発表を受けて株価が上昇したという。確かに最近の日産は、次期フェアレディZといわれるコンセプトモデルを発表する...