短期集中連載『色街のいま』第3回「横浜・若葉町」~ノンフィクション作家・八木澤高明

昨年末、久しぶりにJR関内駅から伊勢佐木町を歩いた。以前は緊急事態宣言下ということもあり閑散としていて、街からは活気が失われていた。 【関連】短期集中連載『色街のいま』第2回「長野の某温泉街」~ノンフィクション作家・八木澤高明 ほか 肩がぶつかるほどではないが、通りは人で溢れていて、携帯電話ショップや雑貨屋は人で溢れていた。歩いた時期が年の瀬ということもあって、見違えるような活気だった。オミクロン株という厄介なウイルスの流行の兆しもあるが、街ゆく人々は緊急事態宣言が明けたことの喜び...