ワークマン大躍進! 5期連続過去最高益更新の原動力とは~企業経済深層レポート

コロナ禍でのアパレル不況が深刻な日本で、ガテン系(土木、建築、運転手など技術職や現業職に従事する人)衣料販売の雄と言われるワークマンが、例外的な好調を維持している。作業服にとどまらず、一般衣料で売り上げを急増させているためだ。 まず、ワークマンの好調は決算報告でも明らかだ。2020年3月期は、チェーン全店売上高(ワークマン既存店とワークマンプラスで計868店舗/20年3月末)が1220億円と、前年同期比31.2%増。そして、営業利益は191億7000万円で同41.7%増となり、純利益も1...