お笑いタレント・明石家さんま“柔軟かつ緻密な打法”~灘麻太郎『昭和麻雀群像伝』

明石家さんまについて、かつてビートたけしが「こいつには負けた、と思った数少ない中の1人」と評していた。 【関連】俳優・宍戸錠“勝つだけでは物足らぬ美学”~灘麻太郎『昭和麻雀群像伝』 ほか 後輩のナインティナイン・岡村隆史も「この人を超えるのは誰にも不可能。死を待つしかない」と語っている。 確かに、さんまは現代を代表するトップスターであるが、若手時代には辛酸をなめることも多かった。 1976年1月、まだ一介の若手だったさんまは、よみうりテレビ制作の『11PM』(大阪イレブン)...