女優・森光子“モットーは明るく楽しく小気味よく”~灘麻太郎『昭和麻雀群像伝』

「アラカン」こと嵐寛寿郎を従兄に持つ森光子は、母親が結核で亡くなったのを機に芸能の道に進むことを決意。 【関連】作家・阿川弘之“文壇大会で前人未到3連覇達成”~灘麻太郎『昭和麻雀群像伝』 ほか 1935年、14歳にして映画デビューを果たして以来、92歳で逝去する寸前まで芸能活動を続けた。 戦前は時代劇の娘役として重宝がられたが、映画女優に見切りをつけ、歌手を目指して41年に上京。戦中は東海林太郎ら大スターの前座歌手として日本軍慰問団に参加し、満州や東南アジアの島々を巡った。 ...