照ノ富士「一人横綱」の長期化で懸念される“わがまま病”の発症

14年余りも横綱の座に君臨していた白鵬が引退し、11月14日に幕を開ける九州場所から、いよいよ照ノ富士の「一人横綱時代」が始まる。 【関連】「白鵬VS稀勢の里」出世争い! 土俵外で再びライバル関係に ほか これまで、この一人横綱が最も長かったのは朝青龍で、武蔵丸が引退し、白鵬が昇進するまでの21場所、3年半に及ぶ。 次いで白鵬の17場所で、照ノ富士も今後、長期化するのは必至とみられている。大関の正代、貴景勝が先場所もそろって8勝7敗に終わるなど、次期横綱候補が見当たらないからだ...