中国船がイカ&カニ“根こそぎ”乱獲!違法操業の修羅場と化した石川県の能登半島沖

日本の排他的経済水域にある好漁場の大和堆(石川県能登半島沖約300キロメートル)で、中国漁船によるスルメイカとズワイガニの違法操業が急増している。日本海では、数年前から北朝鮮のイカ釣り漁船による違法操業が横行していたが…。 「昨年、北朝鮮漁船による違法操業は、大小併せて4007隻、中国漁船は1115隻でした。中国漁船は北朝鮮漁船と違い、2隻の船が並んで蛇行しながら網を引く『2艘引き』ですから、根こそぎ魚を持っていかれる。違法操業の問題は、日本の漁業者の死活問題にまで発展しています」(漁業...