アルフレッド・ノーベル

「日本の科学力はスゴい」は本当か? ノーベル賞受賞者が警鐘を鳴らす“評価の落とし穴”

[ノーベル賞ラッシュは今だけ?] 10月7日、ノーベル化学賞に東京理科大学名誉教授の硤合憲三氏(76)が選ばれたことが発表され、日本では祝賀の声が続いている。フランスのアンリ・カガン氏との共同受賞で、日本人の化学賞受賞は2年連続である。喜ばしいニュースであることは言うまでもない。ただ、この機会にぜひ確認しておきたい数字がある。 文部科学省科学技術・学術政策研究所の「科学技術指標2026」によれば、日本の研究開発費は22.1兆円、研究者数は70.3万人で、いずれも米国、中国に次ぐ世界3...