マリオ・ケンペス

【W杯の光と闇③】アルゼンチン初優勝の裏で囁かれ続ける“八百長疑惑”の真相

[延長戦でゴールを決めて喜ぶアルゼンチンのマリオ・ケンペス] 今大会もW杯はすさまじい盛り上がりを見せているが、光が強ければ闇もまた深くなるもの――長い歴史の中には、今なお真相が闇に包まれたままの「疑惑の試合」が存在する。今回は八百長が囁かれた試合を振り返ってみよう。 絶体絶命——4点差以上で勝たなければ終わる1978年アルゼンチン大会。2次リーグ最終戦を前に、アルゼンチンはブラジルの後塵を拝し、決勝進出にはペルーに4点差以上をつけての勝利が必須条件だった。しかもブラジルはすでに...