中山功太

「積年の恨み」はエンタメの道具か? 中山功太“いじめ暴露騒動”が撒き散らした“暴露の毒”と、無責任な幕引きの代償

[中山功太のXより] 10年ぐらい、ずっとその人にいじめられてきた。やり返さないと気が済まない」――。あの瞬間、中山功太の目には、長年積み重ねてきた鬱屈と執念が確かに宿っていたはずだ。 R-1王者という栄光を掴みながら、その後は不遇の時代を噛みしめるように生きてきた男が、ついに牙を剥き、巨大な壁に挑む。その姿に、多くの視聴者が「芸人の凄み」を見たのは間違いないだろう。 だが、幕引きはあまりにも呆気なく、そして驚くほど事務的だった。あの大見得は何だったのか。振り上げられた拳は、どこへ...