店内の冷蔵庫から酒を選び、その場で飲める角打ちスタイル。外にも酒の自販機がある。

団地の片隅で昼飲みの宴 60年続く老舗酒店『伊勢藤』の人情酒場【男がほれる酒と肴「ホの字酒場」】

[酒とたばこで会話に花が咲く。] 南砂団地の中にある古い酒店の前に、ビール箱でできた簡易椅子。ここを酒場と呼んでいいのか悩ましいが、昼を過ぎると住人が集まり、酒盛りが始まる。 [団地の一角にあり、正式名称は『伊勢藤酒店 団地店』。かつて近所に本店があったが、現在営業しているのはこちらだけ。] 『伊勢藤』は60年以上この地で営む老舗酒店だ。先代が店を始めたころ、ここは都内屈指のマンモス団地だったという。 「店の前を日本橋行きの都電が走っていた」というから、よほどにぎわったのだろ...