ラーメン

ラーメン店“大淘汰時代”一服で業界は多店舗チェーン&新規参入組の抗争が熾烈化

「日本の国民食」といわれるラーメン市場に“潮目”が訪れるのか。 インバウンドを取り込み需要が拡大していたラーメン業界はここ数年、原材料費や人件費の高騰を受けて青息吐息。加えて「ラーメン1杯=1000円の壁」という目に見えない消費者の固定観念が障害となり、採算が合わない小規模個人店が淘汰され、2024年のラーメン店の倒産件数は72件と過去最多を記録した。 だが、帝国データバンクによると、今年1月~9月に発生した「ラーメン店」の倒産件数は46件と、前年同期間の60件から2...