『未解決怪事件の謎』

解き明かされない動機、犯人の不可解な死…闇に葬られた事件の真相を追う『未解決怪事件の謎』

日本の刑事事件の有罪率は99.9%と言われている。起訴されたらほぼ間違いなく犯罪者にされてしまうわけだが、一方で再審請求が認められ、無罪となる事件もここ最近は増えている。 「1966年に静岡県で発生した強盗放火殺人『袴田事件』や、熊本県で男性が殺害された『松橋事件』(’85年)などはその代表例。 これに加えて2010年以降無罪が確定したものを数えると、片手に余るほどです。DNAをはじめとする科学捜査が進歩したことが大きな要因の一つであるが、そのためか近年は再審...