戦艦

【戦後80年】「進め一億火の玉だ」本当にあった日本軍“人命度外視の特攻兵器”の数々

「進め一億火の玉だ」 このフレーズは太平洋戦争時に存在した、政党『大政翼賛会』が掲げたスローガン。日米開戦の翌年にあたる1942年(昭和17年)に同じタイトルの軍歌がキングレコードから発売され大流行したが、大戦末期にはこれが戦局を覆す特攻精神と結びつき「一億総特攻」なる言葉が叫ばれることとなった。 だが、このとき軍部が繰り広げた戦法は、まさに“玉砕”ともいえる無謀な代物だった。人命を度外視した戦術、兵器の開発は止めようのなかった“悲劇”と言わざるを得ないだ...