長嶋茂雄

「無理を押してでも大谷翔平と会うことを望んだ」リハビリ、親族の確執、野球への情熱…長嶋茂雄から受け取った矜持

【リハビリ秘話 後編(3)】 プレー同様、リハビリでも夢と希望を失わず、一筋の光を射し続けたミスター長嶋茂雄。野球の伝道者として松井秀喜と大谷翔平の2人にバトンを託した。筆者の吉見健明氏は21年間、ミスターのリハビリ動静を追い続けた。そこから見えてきた“全記録”の後編をお届けする。 【リハビリ秘話 前編(1)】「死去した時間、慈恵医大病院の前に立っていた」リハビリを追い続けたジャーナリストが語る“長嶋茂雄”という男 一茂は「遺産相続も放棄した」と告白亜...