大豆ご飯

日本人は「食」に対して保守的だった 日中戦争、太平洋戦争の国策“節米運動”と“国策炊き”

[AIで生成したイメージ]第二次世界大戦下のわが国では物資が不足し、国民の生活は年を追うごとに困窮していった。その中でも最も庶民を苦しめたのは、やはり食料品の欠如だろう。 スローガン「白米食をやめましょう」でデモ1937(昭和12)年に日中戦争が勃発すると、中国戦線にやってきた日本人は、軍人、民間人を問わず、これまで口になじんできた日本米にこだわった。日本人は「食」に対して保守的で、軍事占領地域で生産されている農作物を主食として食べなかった。 戦争の長期化で米の需要が高まると、日本...