「木の上の軍隊」

堤真一×山田裕貴で伝説の舞台を映画化 『木の上の軍隊』は息が詰まるような緊迫感が味わえる

[(C)2025「木の上の軍隊」製作委員会]【やくみつるのシネマ  小言主義 第281回】『⽊の上の軍隊』 太平洋戦争末期の1945年の沖縄・伊江島。日本軍は侵攻する米軍の猛攻撃によって壊滅的な状況に陥っていた。 宮崎から派兵された山下一雄少尉(堤真一)と沖縄出身の新兵・安慶名セイジュン(山田裕貴)は、敵の激しい銃撃から逃れて、森の中にそびえ立つ巨大なガジュマルの木の上へ登って身を潜め、援軍が来るまで木の上で生き抜こうとする。 だが、山下と安慶名は、そのまま終戦を知らずに2年間も潜伏生...