野球のクロスプレー

“審判劇場”と化すプロ野球 巨人×阪神「誤審騒動」から見るスポーツの境界線

[AIで生成したイメージ]かねてから問題視されているプロ野球の判定が、さらに批判を浴びている。物議を醸したのは、7月2日に阪神甲子園球場で行われた巨人×阪神の伝統の一戦だった。 投手戦となったこの日は8回まで0-0で、阪神はツーアウト1・2塁のチャンスで5番・大山悠輔の打席を迎える。 放った打球は巨人のショート・泉口友汰が弾き、セカンド・吉川尚輝がカバーする間に2塁ランナーの森下翔太がホームへ激走。タッチをかいくぐるようなスライディングを見せたが審判の判定はアウトで、果敢な走塁は不...