高齢者女性

全国市区町村の交通空白地域は4割に 免許返納後に求められる交通システムの構築と普及

過疎化による鉄道やバス路線の廃止で住民の移動が困難になっている“交通空白地域”の実態について、国土交通省が全国自治体を対象に初めて調査を行った。 その結果、710余りの市区町村で合わせて約2050地区の交通空白地域があり、全国の市区町村の4割を占めていることが明らかになった。 公共交通空白地域は、具体的には駅やバス停が一定の距離の範囲内にない地域を指す。 国交省の『地域公共交通確保維持改善事業費補助金交付要綱』では、半径1km以内にバス停や鉄道駅、海港お...