相撲のぼり

“最も賜杯に嫌われた男”高安が報道陣にもモテモテ 完売の夏場所で目指す10度目の正直

今や、横綱、大関陣も顔負けの人気者だ。大相撲春巡業も打ち上げ目前だが、どこに行っても高安(35)への“がんばれコール”が鳴り止まない。 大の里(24)の3回目の優勝で終わった春場所は、異例の盛り上がりだった。それを支えた1人が高安だ。 大の里との優勝決定戦に敗れて9度目の優勝チャンスを逃し、“最も賜杯に嫌われた男”というありがたくない異名を不動のものにしたが、その土俵一途の飾らない人柄はファンのハートをとらえて離さなかった。 「『勝って驕らず、負...