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“閉館した映画館”自身が記憶をたどる物語『BAUS 映画から船出した映画館』【やくみつるのシネマ小言主義第273回】

2022年3月に亡くなった映画監督の青山真治さんが温めていた脚本を、愛弟子だった甫木元空監督が撮った本作。90年間、東京・吉祥寺で文化の発信基地となっていた映画館の生い立ちから閉館までのエピソードを紡いでいます。 【関連】“イランのリアル”を描いた『聖なるイチジクの種』は予測不能のサスペンススリラー【やくみつるのシネマ小言主義第272回】 ほか 染谷将太、峯田和伸、光石研、鈴木慶一、夏帆など、芸達者な役者陣が揃っていますが、何といって...