大平正芳

風呂のお湯は6分目!「もったいないの大平」の異名をとった“贅沢嫌い”大平正芳の謹厳実直ぶり

[大平正芳(首相官邸HPより)]魑魅魍魎が跋扈する政界において、大平正芳は意外に思えるほど謹厳実直な人物だった。 歌が嫌いで、昭和55(1980)年6月の衆参ダブル選挙のさなかに心筋塞で倒れ、東京・港区の虎の門病院に緊急入院した際も、「うるさい」としてBGMを消してもらったくらいであった。 【関連】永田町では「哲学者」「宗教家」の声も!? “知られざるエピソード”の宝庫・大平正芳の愛嬌 ほか ために、死去するまでの2週間のベッドでは、全米オープンやマスターズなどゴルフのビデオに...