『わたしの親が老害なんて』西野みや子

古い価値観を押し付けて子供を翻弄する親の「老害」解決策は物理的&精神的境界線をつくること!

◆『わたしの親が老害なんて』KADOKAWA/1200円(本体価格) ――「老害」をテーマに取り上げたのはなぜですか? 西野「私にとって『老害』は、特別なものではなく、身近で誰にでも起こり得るものだと思ったので、担当編集の方から提案されたときに、このテーマで漫画を描いてみたいと思いました。私は30代で母は50代、本格的に親の面倒を見るという経験はありません。しかし、限界集落出身の私は、子供の頃から男尊女卑や古めかしい考えに触れることが多く、...