太陽光発電施設(画像はAIで生成したイメージ)

関東各地で送電用銅線ケーブルの盗難被害が急増 事件の裏に「匿名・流動型犯罪グループ」か

世界的な金属価格の高騰を背景に、太陽光発電施設の送電用銅線ケーブルが盗まれる被害が関東を中心に急増している。 今年6月までの半年間に、全国で4161件発生しており、昨年1年間の被害5361件を上回るペースだ。 「太陽光発電施設は、人目につきにくい山間部にあることが多い。防犯カメラを備え付けていても、無人の時間が長いため、標的にされやすいんです。しかも、窃盗グループは約5分で現場を立ち去る早業でケーブルを盗み出す。窃盗犯は感電の危険があるのに怯まない...