異常気象が原因 今年も秋サケ歴史的不漁で筋子、イクラがさらに庶民の手が届かない存在に

9月25日、北海道根室市の花咲港で今季一番となる約1000トンのサンマが水揚げされた。 2019年以来、5年ぶりの大漁だが、サンマと並ぶ秋の味覚の代表格のサケが、今年も歴史的不漁で食卓の座がサケからサーモン(鱒)に変わろうとしている。 北海道の秋サケ漁は昨年10月時点で漁獲量は前年同期の約7割弱止まり。原因は9月に入っても、海水の高温状態が続いたため、秋サケが沿岸に近づかなかったからだ。東北地方でも、秋サケの漁獲量は大きく減っているのだ。 【関連...