男性の半数、女性の3分の1が75歳まで働く未来がやってくる? 森永卓郎が警告! 年金財政の破綻を防ぐ非現実的なビジョン

厚生労働省は、5年ごとに公的年金制度の「財政検証」を行い、年金の将来見通しを明らかにしている。今年の財政検証の結果が7月3日に発表された。 これまで少子高齢化が進むなかで、年金財政の破綻を防ぐために政府が取ってきたのが高齢就業シナリオだった。 【関連】森永卓郎が警告! 日本人が急速に短命化!? 20年後には平均寿命が5~6年短くなる可能性 ほか 働き続ける期間を延ばせば、年金保険料を負担する人口が増える一方で年金受給者は減るから、年金財政の改善効...