『しまむら』コロナ禍で“まさか”のV字回復!~企業経済深層レポート

全国に1430店舗(2021年2月期末)を展開する衣料品販売大手の『しまむら』(さいたま市)が絶好調だという。 まずは経営コンサルタントに、しまむらの好調ぶりを数字で解説してもらった。 「コロナが襲った2020年、アパレル業界の売上高を見てみると『ユニクロ』や『GU』を展開するファーストリテイリングは前年比12.3%減、ワールドは同23.7%減、オンワードHDは同29.8%減と、主要アパレル企業は60社中、36社が最終赤字となりました。しかし、しまむらは21年2月期の売上高が前期比...