森永卓郎が警告!金利上昇が家計も追い詰める「住宅価格のバブルはすでに風前の灯」

5月24日の東京市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが1%を超えた。 長期金利1%超えは、2012年4月以来、12年1カ月ぶりの高水準で、黒田東彦前日銀総裁が異次元金融緩和を実施する前の水準に戻った。 植田和男総裁が「緩和的な金融環境を維持する」と発言しながらも、じわじわと金融引き締めを続けてきたことの結果だ。 【関連】リーマン並みでも危機感ゼロ~森永卓郎『経済“千夜一夜”物語』 ほか 植田総裁就任直前の長期金利は0.3%だったから、1年余りで0.7%上...