自民党内乱!? 岸田派の“城下町”に二階派カチコミで全面抗争勃発か

「売られたケンカは受けて立つ!」 菅義偉首相を誕生させた立役者、自民党の二階俊博幹事長のドスの利いた声が響き渡ると、会場は一瞬で張りつめた空気に覆われた。 背後のひな壇には、二階派国会議員19人がズラリ鎮座、周囲を威圧した。これだけ二階派が勢揃いし、幹事長自ら冒頭のように物騒な「宣戦布告」をさく裂させたのは、二階派と岸田文雄前政調会長率いる岸田派間での派閥抗争があるからだ。山口戦争、幕末でいえば長州征討が勃発寸前なのだ。 全国紙政治部記者が解説する。 「二階幹事長の爆弾発言は10月...