酪農家が“廃業の危機”!? 飼料の高騰や子牛の値段暴落…揚げ句は「乳量制限」も

ウクライナ情勢による飼料代高騰とは裏腹に、子牛の値段が暴落。ただでさえ、冬場は牛乳の消費量が激減するうえ、各酪農家への乳量制限も重荷になっている。〝牛乳ショック〟で全国の酪農家は廃業危機に瀕している――。 熊本県は西日本随一の酪農地帯だ。これまでは生乳(原乳)量が少ないときでも子牛は高値で売れ、経営を支えてきた側面もある。 【関連】電気代高騰どこまで行く!? 軽減策も焼け石に水…岸田政権崩壊の可能性も ほか 「乳牛は子牛を産んだ後にお乳を出すため、継続的に子牛を産ませる必要があ...