原田雅彦「俺じゃないよ、みんななんだ」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第85回

日本で二度目の冬季大会となった1998年の長野五輪で、日本代表は金5、銀1、銅4、国別順位7位と好成績を残した。そんな中でも特に多くの人々の目を引いたのが、スキージャンプ団体ラージヒルにおける原田雅彦の姿だった。 「ふなき〜、ふなき〜」と弱々しい声で呼びかける原田雅彦。長野五輪の名場面として、真っ先にこれを思い浮かべる人は多いだろう。 【関連】広岡達朗「プロならプロであることを証明しなければならない」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第84回 ほか 19...