“紹介料”に手を染めた情報番組のスタッフ~第16回『放送作家の半世(反省)記』

前回はバブルの時代に、熱帯魚好きのディレクターが制作予算から巨大な水槽を購入し、ちゃっかり自宅に設置していた話をさせていただいた。しかし、こんな言い方は不適切かもしれないが、私のような出入り業者から見ると、直接的に金銭を懐に入れるよりも古代魚のアロワナを自由に泳がせる水槽を自分のモノにするほうが、何となくかわいげを感じる。 【関連】小道具として購入した水槽で古代魚を飼育~第15回『放送作家の半世(反省)記』 ほか テレビ界も久しく不況の波に揉まれているが、さまざまな手口で金銭を着服...