(画像)Pavel1964/Shutterstock
本誌『週刊実話』が誕生したのは昭和33(1958)年のこと。前々年の経済白書が〝戦後の終結〟をうたい、日本経済が飛躍的な成長を遂げた時期に、『実話出版』から9月22日号として創刊された――。その後、一時的な休刊を経て昭和42年5月、『日本ジャーナルプレス新社』(弊社『日本ジャーナル出版』の旧社名)の設立とともに復刊。以来、週刊誌として発行され、今年創刊65周年を迎えたのである。その65年の歴史の中から選びぬいた、いまも輝ける時代のヒーローたちをご紹介。
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『週刊実話』創刊65周年特別企画・本誌が選んだ時代のヒーロー〜昭和30年代“巨人軍は永久に不滅です”長嶋茂雄

〝ミスター〟こと長嶋茂雄は、昭和が生んだスポーツ界の大スターである。昭和33年に読売巨人軍に入団、その人生は常に劇的だった。 長嶋は「記録より記憶に残る」との形容が誰よりもふさわしい選手。公式戦デビューとなった同年4月5日の対国鉄スワローズ戦では、金田正一を相手に4打席4三振。翌年6月25日に行われた後楽園球場での天覧試合では、9回裏に阪神の村山実から劇的なサヨナラホームランを放つなど、終始豪快かつ華やかなプレーが注目を浴びた。 また、長嶋デビューの翌年に王貞治が入団すると、「ON...