大杉勝男「この1本をファンの皆様の夢の中で打たせていただければ…」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第72回

張本勲、白仁天らと並んで、東映フライヤーズ時代は「駒沢の暴れん坊」と呼ばれた大杉勝男。だが、球界きっての武闘派であると同時に、引退会見の席で「さりし夢 神宮の杜に かすみ草」と一句詠むようなロマンチストでもあった。 【関連】大山倍達「不意をつかれる者は勝者ではない」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第71回 ほか プロ野球界の喧嘩最強は誰かというときに、並み居る猛者の中から筆頭に名前が挙がる大杉勝男。単に血の気が多いだけならば、退場回数14回の日本記録を持つ...