『性産業“裏”偉人伝』最終回/鶯谷・デリヘルの韓国人ママ~ノンフィクションライター・八木澤高明

長年にわたって鶯谷を見つめてきた彼女に、自身の人生から街の変遷まで話を聞いた。 鶯谷の喫茶店で向かい合うと、彼女は「和子」と名乗った。韓国名でないのは、すでに日本国籍を取得しているからだった。 【関連】『性産業“裏”偉人伝』第29回/かんなみ新地の元経営者~ノンフィクションライター・八木澤高明 ほか ちなみに彼女の店とは、なんと70代から80代を中心とした超高齢女性専門店だった。喫茶店は、そんな高齢風俗嬢たちの待機場所にもなっていた。 「みんなさ、もともとは経営者だったんだ...