東尾修「自分にとっての誇りは、登板数の多さと被本塁打の多さ、そして20敗も2回経験していること」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第66回

昭和のパ・リーグを代表する名投手の一人で、長年にわたりライオンズのエースとして活躍した東尾修。切れ味鋭いシュートやスライダーを駆使し、打者の内角を厳しく攻める強気の投球術で、プロ野球歴代10位の通算251勝を挙げている。 西武vsロッテの公式戦で東尾修から頭部に死球を受けた落合博満が、次の打席でピッチャーライナーを狙い打ちして報復した――そんな昭和プロ野球の伝説を見たり聞いたりした覚えのある人も多いだろう。 【関連】松尾雄治「この日のために練習してきた。それをすべて出した。満足だ」...