辰𠮷丈一郎「いつ来るか分からんチャンスってあるじゃないですか」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第63回

当時、国内最短のデビュー8戦目で世界王座に駆け上がり、天才ボクサーと呼ばれた「浪速のジョー」こと辰𠮷丈一郎。その後は度重なる眼疾に苦しみながらも二度の王座復帰を果たし、そして今も本気で四度目の戴冠を目指している。 今年1月、4階級制覇を目指す井上尚弥が、4団体の世界バンタム級王座を返上したが、そのうちの一つであるWBCのベルトをめぐり、およそ30年前の1994年12月に伝説の死闘が繰り広げられた。 【関連】仰木彬「これで毎日酒を飲んでも、後ろ指さされないだろうな」~心に響くトップア...