露プーチン大統領“万事休す”!? 国内にクーデター、国外には身柄拘束の危機…

ロシアのプーチン大統領が窮地に陥っている。軍の内部に複数の裏切り者が存在するほか、軍と諜報機関との対立構造が浮き彫りとなった。弱体化した政権を立て直すとともに、対外的にも存在感を示す必要があるが、外遊先で逮捕・拘束される可能性も急浮上してきた。国内外で罠と策謀が待ち受けている。 プーチン氏にとって、ロシアの民間軍事会社『ワグネル』が6月24日に反乱を起こした代償は、あまりに大きかった。反乱の首謀者を「裏切り者」と批判したが、ワグネル創設者のプリゴジン氏に対して、逮捕や処刑など厳しい処分...