高倉健、痛みに苦しみ体重激減…それでも“養女”に「風邪だ」と言い張った意志の強さ【著名人の壮絶な闘病6】

戦後を代表する映画スター・高倉健さん(享年83)の異変を感じ取ったのは、17年間パートナーとして過ごした〝養女〟で元女優の小田貴月(たか)さんだった。 アスリートのような徹底した体調管理のため、食事もコントロールし、「食べ残すのが嫌」だと言っていた健さんが、2014年の元日に、初めてこう言った。 「貴、残していい?」 貴月さんが「何か味がおかしかったですか?」と聞くと、「とってもおいしいんだけど入らないんだ。残していい?」と言われ、それが続いたという。 2月になると左耳や喉...