輪島大士「俺、いい星の下に生まれてきたんだな」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第49回

強さと巧さを兼ね備え、トレードマークとも言える金色のまわしや得意の左下手投げから「黄金の左」の異名を取った第54代横綱の輪島大士。土俵外ではさまざまなトラブルを起こして廃業となったが、その人柄を慕う声は今も少なくない。 大相撲は神事なのか、それとも格闘競技なのか。人によって意見の分かれるところだが、現役時代の宮城野親方(元横綱白鵬)がたびたび「横綱の品格」を問われたことからすると、神事としての伝統を重んじる人が多数派なのだろう。 【関連】清原和博「巨人を倒して日本一となるのがプロ入...